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和泉木綿

~和泉木綿について~ 和泉市が含まれる泉州地方は古くからの錦スフ織物産地であり、日本の四大産地(静岡県、愛知県、兵庫県、大阪府)のひとつです。 大阪の泉州錦スフ織物の起源は平安時代に弘法大師空海が遣唐使として唐より持ち帰った錦の種をこの地で蒔いたといわれ、その後室的時代に至ってそれを手紡して白木錦が製織されたといわれています。 木綿が日本人の衣生活に浸透した江戸時代より「和泉木綿」の名を持って知られ、日本の中心的な錦業地帯を形成しました。 現代は衣料用織物をはじめ寝装用、産業資材用、衛生材料用織物の他、小巾の白木錦など広範囲にわたる多岐多様の品種が製織され、海外市場への輸出や国内需要に対する素材供給基地として大きく躍進しています。